レコーディングブログ
Recording Blog

レコーディングブログ

2016年10月1日

モニタースピーカーについて 1

スタジオミックスにおいて一番大事な機材、それはやはりモニタースピーカーだと思います。

どんな高級なアウトボードだろうが最新のプラグインだろうが、全てはモニタースピーカーを通って善し悪しを

判断される訳ですから、極めて重要な部分です。

とは言え、全てのリスナーと同じ環境を再現出来る訳はありませんので、

最後は「このスピーカーでこう聴こえているから大丈夫だろう」という経験予測の範囲を超える事はできませんが。

 

自身の経験で言うと、モニタースピーカーの周波数特性がフラットかどうかというのは、あまり意味がないような気がします。

ミックス時にあまりにも高域や低域に周波数の枠を広げ過ぎると、リスニング環境に左右されやすい音源になってしまうからです。

それより、ナローレンジでも良いので音の前後感が解りやすいスピーカーの方が、仕事をする上では楽です。

そういう意味では、長年スモールモニターの代名詞的な存在だったYAMAHA NS-10Mは、正にそういうスピーカーではないかな、と思います。

 

 

img_2181

2016年09月1日

BOSE F1 製品試聴会

8/9(火)、金沢AZにてボーズ株式会社様の製品試聴会が行われ、弊社も製品プレゼンテーションの

お手伝いをさせていただきました。

今回の試聴会は、F1Model812をメインスピーカーとして、CD音源だけでなく、バンド演奏でそのサウンドを知ってもらおうという取り組みです。

IMG_2069

このクラスのPAスピーカーはまさに激戦区でスピーカーメーカー各社が凌ぎを削っていますが、

やはり第一印象は、このサイズでこんな音量が出るのか、という驚きです。

IMG_2078

 

出演いただいたバンドさんはハードロック系でしたが、キックやベースの低音を十分に出す事が出来ましたし、ギターやボーカルもきちんと前に飛んできました。設置も簡単でラインアレイカーブを片手1本で可変させる事ができます。

こういった機材の登場は、スタッフの負担軽減、運搬車輛の小型化、とメリットがたくさんありますので、PA業界としては嬉しい限りです。

貴重な機会をいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

2016年08月1日

クラシックコンサート ライブレコーディング

IMG_6593

先日、金沢大学フィルハーモニー管弦楽団 第41回サマーコンサートのライブ録音に伺いました。

バンドレコーディングの経験はあっても、クラシックコンサートの録音経験が有る方

というのはなかなかいらっしゃらないんじゃないでしょうか?

基本的にオーケストラというのはアコースティックバランスで既に完成している(していなければならない)物なので、

天井から吊るした、いわゆる三点吊りマイクで収録したものが録音の軸になります。

それプラス、客席天井から立ち下ろしたアンビエンスマイクでホールの残響を収録、

さらに個々の楽器近くに設置したブーストマイクで音量の弱い部分を補強します。

立てるマイクはよほどの理由が無い限り、ほとんどコンデンサマイクです。

しかも前述の通り、原音を忠実に再現しなければならない為、やはり価格的に高価なマイクを使用する事になります。

IMG_6583

 

気を付けなくてはいけないのは、天井から吊るした三点吊りマイクと楽器近くにマイキングしたブーストマイクでは、

音源(楽器)からの距離がだいぶ違うという点です。
違和感が出ない様、ブーストマイクはステレオマイクと定位を合わせ、ホールリバーブを掛けて空間を慣らしつつ、楽器の芯を立たせます。

IMG_6596

 

 

最近はメーター類もすべてプラグインを使用していますので、省スペース化、セットアップの簡略化に一役買っています。

IMG_6570

シンプルに長机1本に収まっていますが、見えないところでは色々なデジタル機器達が動いているんですね。

ちなみに今回の収録では、吊りマイクにバランスの良い音がちゃんと入ってきましたので、ブーストマイクを使用したのはほんの少しでした。

金沢大学フィルハーモニー管弦楽団の皆さん、本当にありがとうございました。

2016年07月25日

高校演劇 定期公演 感動ぅ

DSCN6585

高校演劇科の定期公演のオペに行ってきました。
限られた時間の中で、高校生と先生たちが一所懸命に取り組む、とても素敵な現場です。
今年で7年目、全て関わっているわけではないですが毎年楽しみです。

台詞は基本生ですが、舞台面と山台に、バウンダリーマイク PCC160を置いてます。
今回は劇中で歌を唄うシーンがあるので、会館のワイヤレスを借用致しました。
マイクヘッドだけ弊社より持込です。

主役の高校生の歌唱力が非常に高く、安定した声量・音程など聴いていてとても心地良かったです。

2016年07月11日

バッテリ対応の除幕式 久しぶりぃ

KIMG0656

先日、雨がとても心配でしたが期待を裏切る超晴天現場で除幕式&テープカットの式典へ行ってきました。
近くに電源が無かったので今回はバッテリです。
DC12Vの車載型バッテリにDC-ACのインバータを繋ぎPA機材を組みます。
前日に倉庫でチェックし同じ機材で3時間BGM聞きチェックしました。

当日は式典も除幕式&テープカットも30分位で終わったので無事に終了。
とにかく天気が良く全国で一番暑い日に野外でスーツでバッテリを運ぶのはちと辛かったです。

2016年07月1日

マスタリングについて

IMG_1957音源制作に於ける、マスタリングという工程を始めて知ったのは、確か90年代の半ばぐらいだったと思います。

マスターを作る、、マスタリング、、「それってもうプレス工場の仕事じゃん」と最初思いました。

でも海外では、マスタリング専門のスタジオがあって、有名エンジニアが手掛けるCDはやっぱり迫力が全然違っていて、

一体どうやったらこんな音圧が出せるのかと不思議でした。

その後、プラグインソフトの発達のお陰で誰でもマスタリングが可能になり、アマチュアの方の音源でもそれなりの音圧を

入れたCDを耳にする機会が増えていきました。

中には、上がらない音圧を無理矢理上げようとして、なんか可哀想な事になっている音源もありますが、。

個人的には、小さい音の部分もあった方が、より音楽的だと思いますけどねえ。

扱う音源によってマスタリングのアプローチは全然変わってくるので、こうすれば完璧、というのは実はないんですが、

敢えて言えば、一気にレベルを稼ごうとせず、色々なプラグインを使ってちょっとづつ上げていくといい結果が出せる

かもしれません。

2016年06月27日

高校相撲金沢大会 おすも~

金沢で毎年開催される高等学校相撲金沢大会。今年でなんと100回目!!!
戦時中の2回を除く102年目の開催。歴史が深く、全国でも有名な大会です。

私も入社当時から、かれこれ20年近く担当させていただいております。

DSCN6496

今年は記念大会という事もあり、秋篠宮殿下が来賓されました。

DSCN6505

会場が広いので基本的にはトランペット型スピーカー。
決まり手や行司の声をPAします。

DSCN6513

応援団やチアリーダーなど応援合戦も見ものです!

天候に恵まれ、記念すべき100回記念大会も無事に終了しました。

2016年06月21日

金沢百万石まつり だなぁ~。

弊社では毎年恒例となっております、第65回金沢百万石まつり。
市内各地で行われる様々な関連イベントに今年も携わらせていただきました。

我々、通称「城チーム」の担当する金沢城公園三の丸広場では、「盆正月」、「入城祝祭」、「百万石薪能」が開催されます。
盆正月では金沢の伝統芸能の発表や展示があり、入城祝祭では金沢駅東口広場からスタートする、百万石パレードのゴール地点として、華やかな行列が金沢城へ入城してきます。

百万石薪能は、入場祝祭とはうってかわって、舞台両脇に設えられた本物の薪の火に揺られた厳かな雰囲気の中、
正に幽玄と呼ぶべき神秘的な空間が生まれます。
当日、我々PAチームは3つ全てのイベントを朝から晩までぶっ続けでこなすため、体力的にも大変でした。
盆正月~入城祝祭はイントレ上に設置したMeyer UPA-2Pで対応。広い三の丸広場でもしっかりとした音を届けてくれます。

薪能では見付け柱、脇柱にBOSEのMA-12を設置しました。MA-12は細長い形状のラインアレイスピーカーですので、
柱に添わせて設置するとパッと見PAスピーカーだとわからないというのが利点です。
今回は端掛かりでも台詞があるので、舞台下手、三の松の前にもMA-12を1本設置し、
橋掛かりに演者が来た時のみそこから音を出しました。
それ以外のシテ・ワキなどの台詞は舞台中央、見付け柱のスピーカーより音を出しています。
地謡は舞台上手、脇柱のMAより音を出し、視覚となるべく一致するよう、定位感を出しています。
演者が足踏みをする場面では床下にピエゾタイプのピックアップマイク、
山彦を設置しイントレ下の650-PよりSub-Lowだけを鳴らしています。

仮設の舞台でありながら、まるで本当の能楽堂でお能を鑑賞しているかのように極めて生に近い演出を心がけました。

DSCN6532

使用した卓は贅沢にdigidesign VENUE。しかしこの卓に蓄積されたデータのおかげで、仕込み調整も楽に本番でも良い音で仕事が出来ます。

DSCN6550

DSCN6551

2016年06月13日

インターンシップイベント仮設電気工事

先日、就職活動されている大学生に向けた地元企業インターンシップマッチングイベントにて、
企業ブース用の仮設電源工事を行わせていただきました。
140ものブースに短時間で配線するのは大変でしたが、トラブルも無く無事終了。

就職は人生においても一大イベント。学生と地元企業を結ぶ貴重な場のお手伝いが

出来た事に喜びを感じ、今日も電線を巻くのでした。

KIMG0613

2016年06月1日

小型移動クレーン技能講習会らしいよぉ。

先日、小型移動クレーンの免許を取得しに技能講習会に行ってきました。

移動小型クレーンは積載トラック等からスピーカーを吊り上げ、設置する際に必要な資格です。

玉掛けは以前に取得しているのでこれで吊り上げ作業も玉掛け作業も完璧です!

弊社のスピーカですと、Meyer MSLなんかをこれで吊ってイントレ等に設置します。

講習会は実技講習もあり、非常に勉強になりました。

学科ももちろんありまして、クレーンの構造や法令など勉強しました。

これで移動小型クレーン免許取得者は5名になり、玉掛け取得者6名と含め、より安全な現場作業が行えます。

御安全に!

KIMG0608